欧州各地で行われるUEFAチャンピオンズリーグのラウンド16。リヴァプールは2戦合計2-1でインテルを下して、準々決勝進出を決めた。
ただ、アンフィールドでの2ndレグは0-1でインテルが勝利している。
インテルは後半16分にラウタロ・マルティネスが追撃のゴールを決めるも、その直後にアレクシス・サンチェスが退場。スライディングでボールにチャレンジした後、足裏でファビーニョの足首をとらえてしまった。アレクシスはボールのほうに先に触れていたが、2枚目のイエローカードで無念の退場に。
元イングランド代表DFリオ・ファーディナンドは『BT Sport』でこう指摘していた。
リオ・ファーディナンド
「サンチェスの退場でインテルの望みは全て断たれた。
彼らは試合を取り戻すためによくやったよ。
2試合を通じて、最高のサッカーをしていた。
ただ、最前線の切れ味がなかったね。
それがこのチームに欠けているものだ。
もし、いまやっているサッカーに切れ味を備えることができれば、厄介な存在になるね」
素晴らしいサッカーをしていたとしつつ、サンチェスの退場が痛かったと指摘。また、最後の鋭さだけが足りない要素だとも述べていた。
インテルでのCL優勝経験を持つエステバン・カンビアッソも「インテルは2試合で素晴らしいパフォーマンスをした。だが、ディティールとチーム全体の強さで負けた」と指摘している。
Aí no lance seguinte o Alexis Sánchez fez isso 🤔 pic.twitter.com/w8QTAC3xaQ
— HBO Max Brasil (@HBOMaxBR) March 8, 2022
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唯一のゴールを決めたラウタロは「自分たちらしさを示した。サン・シーロでもいいプレーをしたし、今日も難しいスタジアムでリードを奪った。次の試合を見据えて、今日のことから学んで改善したい」とコメント。
一方、ホームで敗れたリヴァプールのクロップ監督は「インテルは本当に本当にいいチームだ。とても厄介だった相手に敬意を表する」と話していた。