サッカー界にも影響を与えているロシアのウクライナ侵攻。
そうしたなか、ドルトムントはウクライナから脱出した2人の選手に練習の場を提供している。
そのうちのひとりは、ウクライナ1部ゾリャ・ルガンスクに所属していた19歳のガーナ人FWレイモンド・オウス。
彼は2週間ほど前にウクライナから脱出すると、アドバイザーをつてに、ポーランド、ハンブルクを経てドルトムントにやってきた。
もうひとりは、ディナモ・キエフからウクライナ1部のヴェレス・リフネに貸し出されていた20歳のDFアラン・ウオシ。彼もウクライナからドイツに逃れてきたという。
2人はドルトムントのU-23で練習に参加しているほか、トップチームのトレーニングにも招かれ、アーリン・ホーランたちとも一緒にボールを蹴ったそう。
Hernandez wanted none of it with @ErlingHaaland 😅 pic.twitter.com/B7XjhJrNKV
— ESPN FC (@ESPNFC) December 5, 2021
FIFAの特別ルールにより、ウクライナクラブとの契約はシーズン終了まで停止され、選手は無契約になったとみなされる。
ただ、『Ruhr Nachrichten』などによれば、ドルトムントは2人と契約を結ぶ予定はなく、サポートのためにトレーニングの場を提供しているとのこと。