各地で行われたインターナショナルマッチ。オランダは地元アムテルダムで行われたデンマークとの親善試合に4-2で勝利した。
この一戦でキャプテンであるフィルヒル・ファンダイクが見せた振る舞いが話題になっている。車いすの少年にサイン入りボールとユニフォームをプレゼントしていたのだ。
When you smile, we smile. 🧡#NEDDEN @VirgilvDijk pic.twitter.com/nPa0H7PV61
— OnsOranje (@OnsOranje) March 26, 2022
さすが、キャプテン!
ただ、この試合ではいくつかの問題も起きている。試合後のピッチに少女が無断侵入し、オランダ代表DFデイリー・ブリントからユニフォームをゲットした。
ただ、この試合のユニフォームはウクライナ支援のためにオークションにかけられる予定だったこともあり、オランダサッカー協会はこの行為に苦言を呈している。
オランダサッカー協会
「試合前後のピッチに立ち入ることは、不快かつ危険な状況を生み出しかねない。
選手と警備員にとって、こういう行為をする人間の意図や年齢を判断することは難しい。
いずれにしろ、模倣犯を誘発するものだ。だから、国際的に禁止されている。
オランダサッカー協会はこれまでもUEFAとFIFAから処分を受けている」
『RTL Nieuws』によれば、手元に残っていたブリントのユニフォームにはオークションで700ユーロ(9.4万円)の値がついているほか、ファンダイクの物には、1802ユーロ(24万円)という最高価格がついているという。
また、この試合では心停止を乗り越えて代表復帰したデンマーク代表クリスティアン・エリクセンがゴールを決めた。彼は試合後のインタビュー中に観客からコインを投げつけられたが、オランダサッカー協会は加害者を特定するとしている。
【動画】最低最悪…糞バカ!エリクセンへのコイン投げつけシーン
このコイン投げつけ行為は「最低最悪の行為」、「糞バカ」と物議を醸しているほか、エリクセン本人も「コインを投げつけられたと感じた。幸いにも背中と肩に当たった。バカとしか言いようがない。何がしたいのか分からない。彼は僕のユニフォームを買いたかったのかもね」と呆れていたとか。