かつて日本代表を率いたヴァイッド・ハリルホジッチ監督が指揮を執るモロッコ代表。コンゴ民主共和国との最終予選に勝利し、ワールドカップ出場を勝ちとった。
ただ、ハキム・ジヤシュとヌサイル・マズラウィというスターを代表から追放したことが物議を醸している。
2人はワールドカップ本大会でも戻ってくることはないようだ。『Nova TV』によれば、ハリルホジッチ監督は「代表チームは神聖であり、選手だけのものではない」と断言したという。
ヴァイッド・ハリルホジッチ(モロッコ代表監督)
「練習を拒否する選手、プレーを拒否する選手、怪我をしたとウソをつく選手、もう終わった話だ。
ああいう行動をした者がいれば、その話は終わりだ。
もう話したくない。私はそういう決断を下した。違うと思うのは勝手だ」
ジヤシュとマズラウィも代表ではもうプレーしないと宣言しているが、ハリルも絶縁を宣言したようだ。
そのハリルだが、戦術が批判されており、解任の噂もある。ただ、本人は「私の人生では、すでに多くの奇妙なことが起きている。私に満足していないなら、別れるのは初めてではない」とも述べていたそう。
モロッコはW杯本大会でクロアチア、ベルギー、カナダと対戦する。