久保建英が所属するマジョルカを残留させるための新指揮官に招聘されたハビエル・アギーレ監督。2014~2015年までは日本代表を指揮した人物でもある。
『Ultima Hora Mallorca』によれば、アギーレ監督はこんな話をしていたそう。
ハビエル・アギーレ(マジョルカ監督)
「(日本代表監督だったあなたは久保をどう思っている?彼がリーダーになるためには何が足りない?)
そうだね、私は東京で幸せな1年を過ごした。
建英はリーダーになるにはまだ若すぎる。彼は一貫性をやや欠いている。もっと一貫性をもつべきだ。
いいことをやっても、10分で終わってしまう。戻ってきても、また消える。
もし、彼が自分のレベルを90分間保つことができれば、マジョルカやリーガにおいてだけでなく、どこでも重要な選手になれるはずだ。
(久保とイ・ガンインが共存できるかが話題になっているが、どう思う?)
毎週、誰がいいのか、悪いのかを見ている。2人ともいい時もある。
もうひとりにとってアンフェアな決断を下さなければいけないこともある。
エルチェ戦の後半は2人が一緒にプレーしたが、悪くはなかった。先日もしばらくの間は一緒にプレーした。タイミングの問題だ。
我々は緊急事態にあり、議論している時間はない。
彼らが一緒にプレーしなければいけない時が来たら、間違いなくそうする」
アギーレ監督は久保のプレーに一貫性がないと指摘。ただ、それが備われば、どのチームでも重要な存在になれると思っているようだ。
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現在、16位のマジョルカは降格圏と勝点差2ポイント。残り5試合で久保がどんなプレーを見せるのか注目だ。