現在日本代表のDF植田直通が所属しているニーム・オランピック。フランス2部で現在9位につけており、降格の可能性はすでにない状況だ。

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ピッチ上では心配のない立場になっているが、その一方でクラブの経営については危険な現実があるようだ。

『L’Équipe』が伝えたところによれば、ニーム・オランピックは今季400万ユーロ(およそ5.4億円)の損失を計上したとのこと。

そしてUrssaf(フランスの民間社会保障組織)や自治体からの借金などを含め、債務がおよそ3000万ユーロ(およそ40.6億円)まで膨らんでいるそうだ。

これにより、ニームは今夏のマーケットでムサ・コネ、ラミヌ・フォンバ、ヤシヌ・ベンラフ、ニクラス・エリアソンなど、中心選手を売却する必要があるとのこと。

また契約満了を迎える天才MFジネディーヌ・フェルハトら6名もフリーで退団させることを余儀なくされ、来季は月給7000ユーロ(およそ100万円)の給与制限が課せられるとも。これはフランス2部でもかなり低い額となる。

来季は20チーム中4チームが3部に降格するという厳しい大会になるリーグ・ドゥ。ニームは果たして危機を乗り越えられるのだろうか。

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