ふくらはぎの故障から戻ってきたアーセナルDF冨安健洋。
プレミアリーグ第36節リーズ戦では左サイドバックとしてフル出場して、2-1の勝利に貢献した。
アーセナルは13日にトッテナムとのダービーを控えており、冨安の左SB起用はそれに向けた準備ともみられている。ただ、アルテタ監督はそれを否定しつつ、こう説明していた。
ミケル・アルテタ(アーセナル監督)
「(スパーズ戦を想定したものでは)ない。今日のためだった。
次の試合を考えて、前もって何かをすることはできない。
今日のサイドで自分たちがやりたいこと、リーズのサイドを考えた時にそれが正しいことだと信じていた」
リーズの右サイドに君臨するブラジル代表FWラフィーニャ対策で左に配置されたようだ。リーズの右SBルーク・アイリングが前半27分に一発退場になったこともあり、孤立したラフィーニャは後半15分で交代している。
『football.london』では、「冨安はラフィーニャを終始黙らせた。カットインして魔法を発動することを許さず、ラフィーニャは1時間で交代させられた」と評価。また、『Sky Sports』でも、冨安に10点満点中7点の評価を与えている。