今冬のワールドカップでドイツ、スペインと同組になった日本代表。
そうしたなか、原口元気と堂安律がJFA TVでワールドカップについて語った。
やはり欧州では「日本はなめられてる」そうで、グループステージ突破は無理と見られているという。
ただ、ドイツ人のなかにはそうではない考えもあるようだ。
堂安が所属するPSVにはマリオ・ゲッツェらドイツ人選手、ドイツ人のロガー・シュミット監督(現ベンフィカ)がいる。
堂安律
「オランダ人にそんな感じのこと言われたんですよ。
チームメイトのドイツ人、ゲッツェとかフィリップ・マックスとか、シュミットもドイツ人なんで。彼らと話した時は『日本代表にチャンスあるんじゃない』みたいなことは言われました。
彼らは日本人の俺とも一緒に仕事もしているし、日本で素晴らしい成績を残した選手も見ているから、日本がいいチームっていうことを分かっているんですよ。
ドイツ人は多分、結構地に足ついて、結構日本は嫌だなって思ってるかもしれないです」
ゲッツェは香川真司とともにドルトムントでプレーした選手であり、日本の良さを分かっているという(なお、シュミット監督と南野拓実はザルツブルクでは一緒にはなっていない)。
また、原口もドイツ人の性格的にグループステージ敗退となった前回大会と同じ轍を踏むとは思えないと同意。
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ただ、ドイツで8年暮らしてきた原口は「食うならスペイン」とした一方、東京五輪でスペインと対決した堂安は異なる見方を示していた。2人の両国に対する考え方には違いもあるようだ。