先日行われたチュニジアとの国際親善試合に0-3で完敗した日本代表。
元日本代表MF前園真聖さんはレギュラー出演する『ワイドナショー』でこの試合について聞かれた。
司会の東野幸治さんから、ワールドカップ本大会前に「日本代表どうなのか」という心配があると問われるとこう答えている。
前園真聖
「チュニジアはもちろん格下なので、ある程度は点も獲れて勝てるだろうなというなかで、0-3だったので。
(格下なのかという問いに)そうですね、弱いチームじゃないです。ただ、日本が0-3になるような相手じゃない。
(日本代表には)いい選手はたくさんいるんですよ、海外で活躍してるんで。
その選手たちの適材適所のポジションでいいプレーがあまりできていないなというのが、僕の印象でした。
それは監督の使い方ももちろんあると思いますし、監督批判ではなくて。
例えば、(お笑いコンビ、EXITの)兼近さんがディフェンスをやれよって言われても生きないと思うので、その人の良さを生かすようなポジションで配置をして、もう少しチームが機能できるじゃないかなと何となく思っていたので。
(代表選手の練習不足なのか、監督の采配不足なのかと聞かれると)
…そうですね、あの…練習不足はしょうがないんです。集まる期間が短いので。
でも、それでもやらなきゃいけないのが代表の優れた選手たちなので、それは言い訳できないんですけれども…。
(監督なのか?と再度突っ込まれると)
…選手の良さをもう少し生かし切れていないのが、監督なんじゃないのかなと僕は個人的に思っているんです。
試合のなかでうまくいかない時って出てくるので、最初からこういう風にやるよっていうのじゃなくて、試合のなかでできないことをその場で修正していく能力がないと多分世界にいっても勝てない。
(監督の采配に何度かクエスチョンマークがあった?)
そうですね」
当初は森保一監督への批判ではないとしていたが、最終的には監督の采配に疑問があったと述べていた。
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最後に「キーになる選手をひとりあげるとしたら?」と聞かれた際、答えに窮してしまった前園さん。
そのうえで、「これでポンと出てこないってことは、いまそういう選手がいないっていうこと。例えば、本田圭佑みたいなにパッと言えるわけじゃない」と話していた。