アジア人初のプレミアリーグ得点王に輝いたトッテナムの韓国代表FWソン・フンミン。
昨年のマンチェスター・ユナイテッド戦で人種差別の標的になったことが物議を醸したが、プロキャリアを始めたドイツでも同様の被害を受けていたようだ。
彼はハンブルガーSVでプロデビューすると、その後、レヴァークーゼンでもプレーした。
『Firstpost』によれば、2018年ワールドカップのドイツ戦でゴールを決めたことは復讐だったと述べたという。
ソン・フンミン
「若くしてドイツに移り住み、想像を絶するような多くの困難を経験した。多くの人種差別にも直面した。
そのような本当につらい時間を過ごしながらも、いつかはリベンジしなければいけないという思いでいっぱいだった。
(普段は)泣いている人がいたら、慰めてハグをしてあげたくなる。
でも、(韓国に負けて)泣いているドイツ人を見た時は、自分の好きなことでリベンジすることができたと思った」
ドイツ代表はディフェンディングチャンピオンとして2018年W杯に乗り込むも同国史上初となるグループステージ敗退という屈辱を味わった。 韓国との最終戦には0-2で敗れたが、試合を決める2点目のゴールを決めたのが、ソン・フンミンだった。
まだ10代だったドイツ時代につらい経験をしたこともあり、涙するドイツ人サポーターを見ても同情する気持ちは沸いてこなかったそう(なお、韓国もグループステージ敗退だった)。