先日マンチェスター・シティからFWガブリエウ・ジェズスを獲得することに成功したアーセナル。
そして『The Athletic』の報告によれば、さらに同クラブからMFオレクサンドル・ジンチェンコを引き入れるための交渉を行っているという。
アーセナルを率いているミケル・アルテタ監督は、マンチェスター・シティのアシスタントを務めていたころにジンチェンコを指導しており、教え子の引き入れに熱心であるとか。
ジンチェンコは2016年にウファからマンチェスター・シティへと加入。PSVアイントホーフェンへのローン移籍を経て、トップチームに定着した。
本職は中盤でありながらも左サイドバックもこなすユーティリティ性を武器としており、バンジャマン・メンディが逮捕されたこともあって徐々に出場機会を増加させていた。
ただ、先日からマンチェスター・シティは「ジンチェンコは正しい価格であれば売却することを厭わない」という立場であるとも伝えられていた。
アーセナルはアヤックスのDFリサンドロ・マルティネスを獲得しようとしていたが、おそらく彼についてはマンチェスター・ユナイテッドに奪われたと報じられている。
その代替案としてジンチェンコにターゲットを移し、現在話し合いが行われている状況であるという。選手本人はアーセナルへの移籍を前向きに考えており、あとは条件面での交渉次第であるそうだ。
なお、マンチェスター・シティはジンチェンコが退団した場合ブライトンのDFマルク・ククレジャを獲得する可能性が高いそうだ。