プレミアリーグで2強に君臨してきたマンチェスター・シティとリヴァプール。
この夏にアーリング・ハーランドとダルウィン・ヌニェスという新たなストライカーを獲得した。彼らへの期待は大きく、加入当初の試合でチャンスを逃した際には叩かれた。
そうしたなか、リヴァプールのクロップ監督は『Sky Sports』のインタビューでこんな話をしている。
ユルゲン・クロップ(リヴァプール監督)
「5週間前にプレシーズンをスタートさせた際、最初の試合は外野からのウケがよくなかった。
(評価を)判断する速さはいかれているよ…Wowだ!
誰かにこう言われることを想像して欲しい。『仕事初日はうまくいかなかったな。帰れ、2度と見たくない!とにかく2度目のチャンスはない』ってね。
(そうだったら)我々全員がとっくの昔にいなくなっていたよ!ノーチャンスだ。
今では誰もが『彼(ヌニェス)はちゃんとしたストライカーなんだ』と分かるようになった。それは我々にとっても彼にとってもいいことさ。
彼は手ごわいし、他のリヴァプール選手とはタイプが違う。とても活力があり、エネルギッシュだ。
彼はフィジカルが強いし、テクニックにも優れている。新たな環境で、より落ち着き、より自信を持ち、より安心できるようになっていく。
『いますぐ100パーセントの力を出せ』とは言えないよ。
面白いことに、我々が開幕前にシティに勝った時にも『ハーランドは得点できるか』と誰もが聞いてきた。
サッカー界の1週間は10年のようさ!」
サッカー界では判断があまりに拙速だと指摘。
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クロップ自身もリヴァプールで結果が出るまで時間がかかったため、早急な判断をされていたらノーチャンスだったとも述べていた。