7日にチェルシーを解任されることになったトーマス・トゥヘル監督。今季は公式戦わずか7試合しか消化していない状況だが、早くもチームを追われることになった。

『Independent』によれば、その解任の原因になったのは私生活の面と気難しい性格で、すでにチームの信頼を失っていたとか。

一つは、トゥヘル監督が13年連れ添った妻シーシと離婚し、新たに若いブラジル人の女性ナタリー・マックスと付き合い始めたことだという。

これはチームの選手らにとって監督のイメージを変える出来事だったとのことで、トゥヘル氏が離婚に至った原因についての噂がしきりに話されていたそう。

選手たちはすでにトゥヘル監督の戦術やビジョンに対する信頼を失っており、チャンピオンズリーグ優勝に導いた指揮官とは見做されていなかったとも。

また、トゥヘル監督はかなり難しい性格であったとも報告されており、頻繁に考えを変える不安定な振る舞いが見られたとのこと。

チェルシーの関係者は「トゥヘルは一言だけ口を出し、その後は文句を言う」と明かしていたという。

トゥヘル監督はクラブ内での影響力を持ちたがっていたものの、その一方で責任はあまり負うことを好まず、重要な決断は行わなかったとのこと。

記事では「これが今夏のチェルシーの移籍ビジネスがうまくいかなかった理由ではないか」とも推測されている。

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チェルシーはそれらの事実を鑑みて、1300万ポンド(およそ21.2億円)とスタッフ用の200万ポンド(およそ3.3億円)の違約金を支払い、解任を決断したそうだ。

これらの報道が事実であるかどうかはわからないが、このような時期の解任ということで、何らかの事情があったことは間違いないと考えられている。

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