11月から開幕を迎えるカタールW杯。それに向けて出場する各国の代表チームはそれぞれに新しいユニフォームやグッズをリリースしている。

今回話題になっているのは欧州の雄デンマーク代表のもの。サプライヤーのhummelが作ったデザインはほぼ無地のものだった。

『ESPN』によれば、hummelはこのユニフォームにこのような意思を込めていたとのこと。

hummel

「デンマーク代表チームの新しいユニフォームにおいては、2つのメッセージを送りたかった。

一つは、EURO92におけるデンマーク最大の成功にインスパイアされたもので、それに敬意を表すること。

もう一つは、カタールとその人権問題に対する抗議である。だからこそ、デンマークの新しいジャージのロゴや伝統のシェブロン(hummel独特のデザイン)など、すべてのディテールを抑えた。

我々は何千人者命を奪った大会で目立ちたくはない。デンマーク代表を全面的にサポートしているが、それはホスト国のカタールをサポートすることと同意ではない。

スポーツは人々を結びつけるものであると信じている。そうでない場合は、声明を発表することになる」

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なおデンマークのサードキットはすべての色が黒になっており、これはカタールW杯のスタジアム建設中に亡くなったとされる多くの労働者に向けた追悼の意を表しているとのこと。

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