今季は非常に厳しい戦いを強いられているユヴェントス。
セリエAでは8位となっており、UEFAチャンピオンズリーグでも4試合で3敗となってしまった。
CL第4節では格下のマッカビ・ハイファに2-0の敗戦。試合後、アッレグリ監督とDFダニーロはこう述べていた。
マッシミリアーノ・アッレグリ
「問題なのは、我々がチームとしてプレーしなければならないこと。あまりに個人でプレーしすぎだ。
前半はこれまでで最悪のひとつだった。こんなプレーをするのは間違っているので、取り組まなければいけない」
ダニーロ
「今日は何か言うのは難しい。ファンに対しても申し訳ない。
何が機能していないのか、分析しなければいけない。
ユヴェントスの選手がビビってしまうのは信じがたい。最近は難しい状況になると僕らは隠れてしまい、プレーをやめて、ロングボールを蹴り出す。そういう態度には同意できない」
指揮官はチームになっていないと指摘、一方、ダニーロは選手がプレーを怖がっていると感じているようだ。
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ユーヴェのレジェンドであるアレッサンドロ・デルピエロも現状についてこう述べている。
「今のユーヴェをポジティブな言葉で語るのは難しい。あまりに多くのものが欠けている。
相手にスペースを与える酷い立ち上がりだった。前半はほとんど何もしなかったし、アグレッシブさがなく、常に後手に回っていた。
反撃しようとしたが、十分ではなかった。精神的、肉体的な問題があり、修正するのは難しい」
アッレグリ監督は解任説が絶えないが、本人は「恥ずかしいし、怒りを覚える。こういう状況はひとりの問題ではない。グループの問題だ」と話したそう。