マンチェスター・ユナイテッドで途中出場を拒否したことでチームから一時的に追放されたクリスティアーノ・ロナウド。
かつてユナイテッドで一時代を築いたロイ・キーンとギャリー・ネヴィルは『Sky Sports』でロナウドについての話題で舌戦を繰り広げた。
2人ともクラブの処分には同意しつつ、ロナウドの扱いをめぐっては意見が合わず。キーンは過去にはロナウドよりも悪いことをしたユナイテッド選手もいたとしつつ、控え扱いに対する怒りは正当だと擁護。一方、ネヴィルは個人を優先していると指摘している。
ロイ・キーン
「彼が不当な扱いを受けていると感じているのは間違いない。
シニアプロとして正当な怒りがあると感じれば、ああいう反応をする。ただ、彼にも我々全員と同じように欠陥がある」
ギャリー・ネヴィル
「クリスティアーノにとって大事なのは、最高レベルで得点を獲り続けたいということ。
彼はCLでプレーしたがっているのは、記録を持っているから。メッシよりも10~12得点ほど上回っているので、彼にとって非常に重要なんだ。
彼らのバトルはずっと続いてきたので、彼は簡単には諦めないだろう。
彼はCL出場チームに行きたがっているし、多額の金も得ている。
CL出場クラブに行くために金が減ることを受け入れなければいけない、それか、CLではないサッカーをプレーしなければいけない」
ロイ・キーン
「(トップレベルでのプレーを)いまだに望んでいるのは素晴らしいことさ。
我々は毎週試合に行き、悪い試合を見たり、悪い選手を誉めたりすることもある。
最後まで言わせろ!32,33歳で終わる選手も見る。彼らはアメリカや中国などで大金を得るか、引退するものだ。
一方、この男はプレーを続けたがっている。彼の行動を誉めるつもりはないがね、それは真逆だ」
ユナイテッドはロナウドを0円で放出するという話も出ている。
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ただ、エリック・テンハフ監督は彼を頼りにしていると述べており、週明けからチームに復帰する予定だ。