チャンピオンズリーグ覇者のレアル・マドリーはすでに今季もグループステージ突破を決めている。
ただ、第5節のRBライプツィヒ戦は思わぬ展開に。敵地に乗り込んだレアルだが、前半13分と18分に立て続けに失点。
Optaによれば、レアルがCLで前半20分までに2失点するのは4度目ながら、グループステージでは史上初の出来事だそう。
終盤にもティモ・ヴェルナーに追加点を許し、レアルは3-2で敗戦。リーグ戦でも無敗を続けていたが、今季16試合目で初めて黒星を喫した。
同組のセルティック対シャルタールは1-1の引き分けで終了。日本人3選手は得点に絡めず、セルティックはグループステージ敗退が決まっている。
敗戦後、ティボー・クルトワは「(序盤は)半分寝ていたし、インテンシティに欠け、相手にしっぺ返しを食らった。あんな風に試合をスタートさせてはいけない。デュエルにも相当負けていたし、もっと早く目を覚ます必要があった。悪い試合はあるが、インテンシティを欠くのはありえない」とコメント。
また、カルロ・アンチェロッティ監督は「怒ってはいない、敗戦にムッとしてだけだ。負けるとそういう気分になる。ただ、大ダメージではないし、遅かれ早かれ無敗記録は終わる。チームへの批判は何もない。これまでとてもよくやってくれた」と述べていた。
一方、ヴェルナーは「セルティックが勝ってくれたら、僕らにとっては大きな恩恵になったんだけどね。とはいえ、それでも自分たちが望むことができたよ。(GS突破は)自分たち次第さ。(最終節)シャフタール戦には勝つ必要さえない」と発言。
ヴェルナーはCLでどの相手によりも多くのゴールをレアルから奪っている(3得点)。ドイツ人選手で彼以上にレアルから得点しているのは、マルコ・ロイス(4点)だけだそう。
ちなみに、バイエルンのトーマス・ミュラーはバルセロナ戦では通算8ゴールを決めているが、レアル戦では1点も決めていない(CLでの対戦回数はどちらも8試合)。