ブラジル代表は2022年のワールドカップに向けた26人のメンバーを発表した。

アーセナルFWガブリエウ・マルチネッリが選ばれた一方、リヴァプールFWロベルト・フィルミーノや怪我のアストン・ヴィラMFフィリペ・コウチーニョらは落選。

『Globo』によれば、チッチ監督はこう述べていたそう。

「彼はアーセナルのなかで最も目立っている選手のひとり。個人技とトランジションの速さがある。

彼は2度の招集を受け、ハイレベルを保った。他が招集されたかもしれないし、議論もある。それが選考だ。

我々はチームの特徴のなかで、サイドにシャープな選手を必要としている。それがチームの構造であり、マルチネッリのケースもそうだ。

(コウチーニョの怪我)

全てのメンバーの週末の試合を見たので、情報も判断材料もあった。最悪なのはケガをした選手が出場権を争えなくなったときだ。

(他にも怪我で落選となった選手たちがいるが)技術的な理由で招集されたなかった選手と同じように、我々は彼らをリスペクトし、悔いるしかない。

(アタッカー陣の選考)

バランスの重要性を強調したい。それは基本だ。スポーツだけでなく人生においても。

中盤からFWにかけては重要な選手を優先するが、バランスのとれたチームという考えから離れることはない。

ハイレベルで勝つには、チャンスメイクをしてゴールを奪うことが必要だ。

だからといって、守備の一貫性が勝利に必要とされるバランスを生み出さないわけではない。彼らの好調さが招集につながった」

チームバランスを重視しつつ、好調な選手を選んだとのこと。

【関連】ブラジルから帰化して「他国代表の大物」になった5名のスター

W杯メンバーに選出されたマルチネッリは「夢を決してあきらめないで。W杯で母国を代表できるチャンスを得たのは、自分と家族にとって誇らしい瞬間」と喜んでいた。

【Qolyインタビュー】J2ジェフユナイテッド千葉DF岡庭愁人が母校の先輩からもらった言葉…未知のコンバートを乗り越え「熱くて、強い選手になる」