アントワープのトップチームから追放されているラジャ・ナインゴラン。
無免許運転に続き、喫煙禁止のスタジアム内で電子タバコを吸ったことが発覚したため、チームから制裁を科された。
彼は誓約書を書いて、リザーブチームの練習に加わったが、その状況は芳しくない。火曜から練習に戻ったが、胃の不調を訴えて早退。
マルク・ファンボメル監督はワールドカップ前にナインゴランがチームに復帰することはないとほのめかしていたが、その通りになりそうだ。
アントワープの会長も多額の投資をして獲得したナインゴランに否定的な態度を示している。
『Sporza』によれば、会長は「彼は才能に溢れているのにスポーツマンらしくない。非常に残念だ。彼は会社を作るのかもしれないが、サッカーに集中しなければいけない。サッカーに集中するなら、飲酒しても問題ない。だが、彼はそのバランスがとれていない。もっとやれるはずなのにそうしていない」と苦言を呈したという。
ナインゴランはリザーブに降格させられた後もスタッフ陣に好感を与えることができなかったようだ。
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彼の契約は今季限りだが、現地では更新の可能性は0.0パーセントとしている。本人は「出来る限り早く復帰するために何でもやる。チャンスがあるかもしれない」と述べているというが…。