日本代表は17日、ワールドカップ前最後のテストマッチでカナダと対戦した。

故障からの復帰組が注目された試合。日本はトップに浅野拓磨が入り、2列目に左から久保建英、南野拓実、相馬勇紀。ボランチはキャプテンマークを巻いた柴崎岳と田中碧、最終ラインは左から伊藤洋輝、谷口彰悟、板倉滉、酒井宏樹と並び、GKは権田修一となった。

試合は9分、柴崎の裏へのパスを相馬がうまく合わせて日本が先制。しかし、全体的なサイズで上回るカナダは21分、コーナーキックから最後はステヴェン・ヴィトーリアが合わせて同点とする。

浅野や板倉といった故障上がりの選手に関しては、少なくともゲームの中で怪我の影響は見られず。後半からは浅野、久保、酒井に代わり、上田綺世、堂安律、山根視来が投入された。

メンバーが変わったこともあり後半の序盤はプレスのタイミングが合わず、カナダにボールを持たれる時間が増えたが、決定機を許すまでには至らず。67分に田中と板倉に代わって鎌田大地と長友佑都が入り、鎌田はクラブ同様ボランチを務めることになった。

終盤、南野と交代で吉田麻也が入ると、日本は3-4-3のシステムへ移行。ここから試合はオープンになり、山根のシュートがポストに当たるシーンもあった。

しかし後半アディショナルタイム、その山根がエリア内で相手を倒してしまいPKを献上。これをルーカス・カバリーニがチップキックで決め、日本はカナダに1-2の敗戦を喫することとなった。

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