イングランド代表はワールドカップ初戦となるイラン戦に6-2で勝利した。

途中出場だったジャック・グリリッシュは6点目となるゴールを決めた後にダンスセレブレーションを披露。このダンスは、脳性麻痺の少年との約束を果たすものだった。

グリリッシュは幼い時に弟を失くしているほか、妹さんは脳性まひを患っている。そのいうこともあり、障がいをもつファンにも優しく対応してきた。

そうしたなか、今年初めに脳性麻痺であるマンチェスター・シティファンのフィンリーくんが、グリリッシュに手紙を送った。「あなたのように障がいをもつ人達をみんなと同じように扱ってくれる人がもって増えてくれることを願っています」という内容で、ヒーローである彼との対面が夢だとも。

すると、グリリッシュはフィンリーくんのもとを訪れ、2人は対面。その際、グリリッシュはゴールを彼に捧げることと、彼が提案してくれたゴールセレブレーションをやると誓っていたのだ。

「次にゴールしたら、君のためにやるね。でも、今季は1点しかとってないんだ…」と話していたグリリッシュだが、ついにその約束を果たしたというわけ。

「フィンリーのために」とツイートした彼は、試合後のインタビューでは、フィンリーもスタンドで観戦した妹も喜んでくれたはずさと笑顔でコメント。

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海外のファンたちも、グリリッシュの行動に感銘を受けていたほか、ギャレス・サウスゲイト監督も「愛らしい子」と讃えていた。

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