ワールドカップ・カタール大会のグループステージで、23日22時(日本時間)からドイツ代表との初戦を迎える日本代表。

ドイツといえば、故・デットマール・クラマー氏の時代から日本サッカーに影響を与えてきた大きな存在の1つだ。

今回はドイツのサッカー用語で日本でも使われるようになった言葉、重要視されるようになった言葉を紹介しよう。

デュエル

(ドイツ語でツヴァイカンプフ Zweikampf)

デュエルは日本ではヴァイッド・ハリルホジッチ元代表監督が口にしたことで有名になった。ドイツでは長い間サッカーで重要な言葉として知られていて、ブンデスリーガのスタッツでも掲載がされている。その後、日本代表MF遠藤航(シュトゥットガルト)がブンデスリーガのデュエル王になったことで日本でもおなじみの言葉になっただろうか。

この場合のデュエルは「1vs1」のことを指すが、マンツーマンディフェンス的なことに限らず攻守において1vs1、競り合いでの勝率を指す。

die Zweikampfquote (ツヴァイカンプフクオーテ)で1vs1の勝率のことを指し、zweikampfstark(ツヴァイカンプフシュタルク)で遠藤のような1vs1に強い、デュエルに強い選手のことを指す。