日本代表はワールドカップの決勝トーナメント進出をかけて、強豪スペインと対戦する。

そのスペインを率いるルイス・エンリケ監督は、大会中はTwitchでの配信を続けている。

この日はスペイン代表でメンタルコーチを務めるホアキン・バルデス氏も同席。同氏はルイス・エンリケ監督と一緒にローマ、セルタ、バルセロナでも仕事をしてきた人物だ。

ルイス・エンリケ

「監督としてのキャリアを始める前に、何人かの心理学者と会った。ある先生が彼を薦めてくれた。

彼はオビエド出身、私はヒホン出身だが、よく理解し合えたんだ。

心理学者の存在はスタッフにとって非常に重要だと思う。

当初は選手のための存在だと思っていたが、時間が経つにつれて、スタッフのためになっていった。

彼は独特なキャラクターをしていて、柔道家でもあり、レフェリーでもある。スキー学校の先生でもあった」

ホアキン・バルデス

「スポーツ心理学者が取り組む相手は健康な個人であって、問題を抱えている人達ではない。

主な目的は選手のパフォーマンスを最適化すること。

自分が一番好きなスポーツを仕事につなげたかった。それは特権的なこと。

始まりは柔道で怪我をした時のおかげさ。十字靱帯を断裂して、手術した。

いつもあるクリニックの医師にお世話になっていたが、彼はスポルティング・ヒホン(エンリケの古巣クラブ)のメディカル部門の責任者だった。

彼がスポルティングの心理学者を紹介してくれて、その後、怪我をした時に彼のクリニックで働くようになった。

スポルティングに入ったのも彼のおかげさ。そして、ある日、エンリケから電話がかかってきて、とても驚いたよ。それが全ての始まりだった」

柔道で怪我をしたことがきっかけになり、スポルティング・ヒホンで働くようになったとか。その後、エンリケと知り合り、行動をともにするようになったようだ。

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なお、バルデス氏は「心理学者は自分の専門ではない分野にかかわるべきではない。私は常に敬意を払ってきたし、(サッカー的な)意見は言わない」、エンリケ監督も「彼はサッカー通ではない。交代や決断を下すことはない。スタッフたちを助けるためにいてくれる」と話している。