日本代表はワールドカップ・グループステージ最終戦でスペインを2-1で撃破し、決勝トーナメント進出を決めた。
世界的な話題になったのが、田中碧の決勝ゴール。
VARは三笘薫が折り返した場面でボールはゴールラインを割っていなかったと判定したが、非常に際どいものだった。
その判定が各所で物議を醸すことになったため、FIFAはゴールが正当である理由を説明する動画を出している。
Other cameras may offer misleading images but on the evidence available, the whole of the ball was not out of play. pic.twitter.com/HKKEot0j1Y
— FIFA.com (@FIFAcom) December 2, 2022
VARがあったからこそ認められたゴールだが、そのVARを否定する声もある。
かつてリヴァプールでプレーした元イングランド代表スタン・コリモアはVAR支持派だったが、今大会でその考えをあらためたという。『Mirror』によれば、彼はVAR廃止を訴えたとのこと。
「ボールの1ミリを除いた全ての部分がラインを越えたにもかかわらず、それでもライン上だと判断されるなんて信じられない。
ドイツが敗退したことはどうでもいい、イングランドからすると素晴らしいことだがね。
それでも、あのボールがインと判定されたのは、道徳的に間違っているし、常識に欠けると思う。
駐車監視員がやってきて、『車輪がラインから0.00001ミリはみ出しているので、80ポンド(1.3万円)の罰金を科す』と言うのと同じだ。
そうなったらどう感じるか誰もが分かるだろう。
ボールが1ミリでもラインを越えたらアウトというルールに変更するほうがフェアだろう」
ボールが完全にラインを越えていない限りはインプレーとする現在のルールはおかしいと主張。
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そのうえで、「イングランドがああいう形で敗退していたら激怒していた」とも綴っている。
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