日本代表はワールドカップ・グループステージ最終戦でスペインを2-1で撃破し、決勝トーナメント進出を決めた。

世界的な話題になったのが、田中碧の決勝ゴール。

VARは三笘薫が折り返した場面でボールはゴールラインを割っていなかったと判定したが、非常に際どいものだった。

その判定が各所で物議を醸すことになったため、FIFAはゴールが正当である理由を説明する動画を出している。

VARがあったからこそ認められたゴールだが、そのVARを否定する声もある。

かつてリヴァプールでプレーした元イングランド代表スタン・コリモアはVAR支持派だったが、今大会でその考えをあらためたという。『Mirror』によれば、彼はVAR廃止を訴えたとのこと。

「ボールの1ミリを除いた全ての部分がラインを越えたにもかかわらず、それでもライン上だと判断されるなんて信じられない。

ドイツが敗退したことはどうでもいい、イングランドからすると素晴らしいことだがね。

それでも、あのボールがインと判定されたのは、道徳的に間違っているし、常識に欠けると思う。

駐車監視員がやってきて、『車輪がラインから0.00001ミリはみ出しているので、80ポンド(1.3万円)の罰金を科す』と言うのと同じだ。

そうなったらどう感じるか誰もが分かるだろう。

ボールが1ミリでもラインを越えたらアウトというルールに変更するほうがフェアだろう」

ボールが完全にラインを越えていない限りはインプレーとする現在のルールはおかしいと主張。

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そのうえで、「イングランドがああいう形で敗退していたら激怒していた」とも綴っている。

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