今回行われたFIFAワールドカップ・カタール2022で、ラウンド16まで進出することに成功した日本代表チーム。

その中で活躍した選手の一人が田中碧。スペイン戦では三笘薫の折り返しから決勝点を決め、グループ突破に大きく貢献した。

そんな彼が所属するのがドイツ2部のフォルトゥナ・デュッセルドルフ。『Bild』によれば、田中碧が所属していることがクラブに大きな助けとなったようだ。

田中碧はラウンド16に進出したことにより、FIFAからの補償金を獲得。その額はおよそ20万ユーロ(およそ2800万円)であった。

また、彼がいる関係もあって今年9月に行われた親善試合で日本代表チームがフォルトゥナ・デュッセルドルフのスタジアムを借り受けたため、この冬に日本サッカー協会から30万ユーロ(およそ4200万円)の収入があったという。

田中碧を獲得する際にフォルトゥナ・デュッセルドルフは110万ユーロ(川崎からのローン料で10万ユーロ、買取オプションで100万ユーロ)を費やしていたが、すでにその半分ほどを稼いでくれたという状況だそう。

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また、今フォルトゥナ・デュッセルドルフは財政的に厳しい状況にあり、後半戦に向けた選手の給与支払いの目処がまだ立っていなかったそうで、この50万ユーロがかなり大きな助けになるようだ。

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