カマタマーレ讃岐は22日、2023年シーズンの明治安田生命J3リーグで使用する新ユニフォームを発表した。
今回は特定のスポーツメーカーとのユニフォームサプライヤー契約は結ばず、「ANGUA(アングア)」をシンボルとした(株)Jリーグと三菱商事ファッション(株)が展開するプロジェクト事業からのリリースとなる。
Kamatamare Sanuki 2023 "ANGUA" Home
2023新ユニフォームのデザインコンセプトは『瀬戸内海に響くSANUKITE(サヌカイト)』。
サヌカイトとは、およそ1400万年前に瀬戸内周辺地域の火山活動によってマグマが地表に流出し、冷え固まってできた岩石。砕くと表面がガラスを割った後のように鋭くなるため、古代には矢じりなど攻撃的な石器に用いられていた。また、叩くと澄んだ美しい音色を奏でるという。
新ユニフォームのデザインは、サヌカイトの特質である「石の持つ固い守備、削れば攻撃的な武器、打ち奏でれば美しい音色」をイメージしながら、真剣勝負のサッカーに通ずる生演奏の際の説明できない緊張感、ライブ感を表現している。
左胸にロゴを付けるANGUAは“A Never Give Up Attitude”の頭文字で、「決して諦めない、不屈の精神」というアスリートの勝利に対する気持ちと、ファンのチームや選手を信じる気持ちをイメージしたもの。Jリーグでは鹿児島ユナイテッドFCが2021年からこのプロジェクトに参加している。