ウルグアイサッカー協会は元代表選手であるファビアン・オニールが49歳の若さで亡くなったと訃報を伝えた。

これを受けて、彼がプレーしたナシオナル、カリアリ、ユヴェントスなどは哀悼の意を表す声明を出している。

オニールはウルグアイ代表の10番として、2002年の日韓ワールドカップにも出場した技巧派MFだったが、29歳の若さで現役を引退。引退後の2012年に八百長で有罪判決を受け、資産を失ったうえ、アルコール依存症に苦しむことに…。

『Tenfield』によれば、数年前から慢性肝疾患に苦しんでおり、亡くなる前日に緊急入院していたという。

貧困から這い上がり、サッカー選手として億万長者になったものの、女性と酒で全てを失ったと本人は告白していた。

「現役時代には、1500万ドル(20億円)もの預金があったが、女と酒に浪費してしまった。

貧しい人達のために食事を振る舞うこともあったが、今は自分が貧乏になり、何も持っていない。

かつて助けてあげた人達に会っても、挨拶さえしてくれない」

彼は9歳の時に売春宿でソーセージを売っていたそうで、その当時から飲酒していたという話もある。

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そのアルコール問題のせいで、酔った状態で牛1104頭を25万ドル(3300万円)で買うということもあったそう。

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