ワールドカップの日本代表メンバーからは落選してしまった旗手怜央だが、セルティックでは活躍を続けている。
先日のセント・ジョンストン戦では、代役として右サイドバックとして起用されると2ゴールを奪取。
旗手は川崎フロンターレ時代にサイドバックとしてプレーしているほか、センターバックとGK以外ならどこでもこなせるサッカーIQを持つ。
ただ、スコットランドではMFとして起用されていただけに、サイドバックでの活躍は相当なインパクトがあったようだ。かつてセルティックで活躍したジョン・ハートソンは、『Go Radio』でこう述べていたそう。
「アンビリーバブル、なんてパフォーマンスなんだ。
彼はセルティックの偉大なる選手だったジャッキー・マクナマラを彷彿とさせるね。
ジャッキーはあらゆるポジションでプレーできたし、決して場違いには見えなかった。
右サイドバックでもセンターハーフでもプレーできたし、ジャッキーがプレーしなかったのはセンターフォワードだけさ!
サイドでプレーしたり、ボールを収めたり、前線に出ていったり、4バックでもプレーした。
マーティン・オニール監督から絶大な信頼を寄せられていたし、誰のことも失望させない選手だった。
旗手は週末にそれをやってのけた」
マクナマラはセルティックで200試合以上に出場したレジェンドで、スコットランド代表ではキャプテンも務めた人物。
守備のユーティリティープレイヤーで運動量と読みを武器に堅実な働きをする頼れる存在だった。ベテランになるにつれて、ポジションが下がりDFでプレーする機会が増えた。
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旗手はそのレジェンドを彷彿とさせるとハートソンは舌を巻いていたようだ。