イングランド・プレミアリーグのチェルシーは5日、「モナコからフランス代表DFブノワ・バディアシルを獲得した」と公式発表した。
移籍金についてはおよそ3270万ポンド(およそ51.5億円)、契約期間は2030年夏までの7年半となった。
ブノワ・バディアシルは2001年生まれの21歳。モナコの下部組織で育った左利きのセンターバックだ。
2018年にトップチームへと昇格すると、すぐに出場機会を獲得。11月のパリ・サンジェルマン戦でデビューし、徐々にレギュラーとして定着していった。
昨年はフランス代表チームでも2試合に出場しており、現在同国では屈指の若手ディフェンダーとして知られている。
チェルシー
「身長6フィート3インチ(193cm)のバディアシルは、空中戦で有力なディフェンダーであるが、それと同じように足元でボールを扱う際にも強みがある。後ろからショートパスを出したり、長い対角線のパスでプレーを切り替えたりできる。
そしてその猛烈なスピードは重要な素質であり、クラブでは4バックも3バックも経験してきた」
チェルシーのトッド・ボーリー会長と共同経営者のベダッド・エグバリは、「彼をここに迎えられて嬉しく思う。すぐにその名声を高め多くの経験を積んできた優秀な若手選手だ。今後数年間、我々のチームの重要な部分を作っていくと確認しているよ」とコメントしたとのこと。
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7年半という異例の契約期間は、今後のクラブで長く中心選手としてプレーするであろうという期待からのものだそうだ。