1月のマーケットでアトレティコ・マドリーからチェルシーに移籍することが決定したジョアン・フェリックス。
ポルトガル代表としてもプレーしている若きアタッカーは、今季アトレティコ・マドリーでディエゴ・シメオネ監督との関係が悪化しているという噂もあり、退団の可能性が示唆されていた。
しかしながら、今回のマーケットではアトレティコ・マドリーとの契約を1年延長した上で、チェルシーに半年間ローン移籍するというものになった。
その手数料は半年のみで900万ポンド(およそ14億3000万円)、さらに買取オプションは付いていないという異例の取引である。
プレミアリーグにやってくることになったジョアン・フェリックスは、チェルシーの公式インタビューに対して以下のように話していた。
ジョアン・フェリックス
「チェルシーに来ることができてとても幸せだ。世界最高のチームの一つであり、目標を達成できるように手助けできればと思うよ。
だから、ここでプレーできること、そしてスタンフォード・ブリッジでプレーできることにとても興奮している。
ロンドンについてはあまり多くは知らないが、とても大きな街、素晴らしい街だということはわかっているよ。しかし今、僕が集中しているのはチームを助けるということだ。
リース・ジェームズとは一度会ったことがあるんだ。僕がロンドンのレストランにいた時にね。とてもナイスガイだったよ。
僕は自分のサッカーをこのチームにもたらすだろう。自分の喜びは試合の中にある。ファンに沢山の喜びを与えるよ。
子供の頃からプロサッカー選手になることを考えて育った。毎週のように試合を見た。チェルシーのものだけではなく、プレミアリーグの観戦が好きだった。
僕はボールを持つことが好きで、そしてプレーすることに幸せを感じる選手だ。そして、すべてのファンを楽しませたい。僕のサッカーをして、チームを助けたい」
【関連記事】「W杯終了後にプレミア移籍を勝ち取った」10名のスター選手
チェルシーには今ポルトガル人選手はおらず、かつてのチームメイトも存在しないが、リース・ジェームズとはレストランで会ったことがあるそうだ。