昨年限りで現役を引退した元日本代表DF槙野智章が、DAZNの「やべっちスタジアム」に出演した。

指導者を希望している槙野は、新コーナー「監督ミーティング」で吉田達磨と名波浩というJリーグの監督経験者と語り合った。

「コーチの重要性」というテーマになった際、槙野はこんな話をしていた。

「以前、香川真司にヨーロッパの監督ってどうなのって聞いた時に、『ファーガソンなんて、月曜から金曜まで練習場に来ないんだけど』みたいな。

ヨーロッパは、監督が練習を見るとか、戦術を落とし込むとかっていうよりかは、コーチが攻撃のコーチだったり、守備とかを分けてやっている方がたくさんいると」

香川が2012~2014年までプレーした名門マンチェスター・ユナイテッドを長年率いたサー・アレックス・ファーガソン監督。ただ、練習はコーチが担当しており、普段はあまり姿を見せなかったとか。

欧州では練習は監督ではなく専門のコーチが担当するケースもある。吉田麻也もサウサンプトン時代のマウリシオ・ポチェッティーノやロナルト・クーマン監督が同じようなスタイルだったと話していたことがある。

槙野が日本で同じようなスタイルのクラブはあるかと質問すると、吉田氏は「たぶん、サガン鳥栖」と回答。ちゃんと視察したことはないけれどと前置きしつつ、「コーチが練習を担当しているはずだが、川井健太監督に明確なものがあるのでコーチもやりやすいのでは」と話していた。

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なお、槙野もドイツのケルンでプレーした経験がある。

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