プレミアリーグ第20節、ブライトンはホームでのリヴァプール戦に3-0で快勝した。
三笘薫は左サイドで先発すると90分までプレー。対峙したトレント・アレクサンダー=アーノルドを切り裂くなど躍動し、ソリー・マーチの先制ゴールを演出している。
『BBC』でも、「ブライトンで輝きを放つ三笘はアーノルドとマティプに数えきれないほどの問題を引き起こした。サラーを含めたリヴァプール選手たちは誰も右サイドの守りを固めることができず」とその活躍を称賛していた。
一方、完敗だったリヴァプールは、ユルゲン・クロップ監督がサポーターに謝意を示すほど内容的に乏しいものだった。
元イングランド代表のイアン・ライトとマイカ・リチャーズも『Match of the Day』でこう指摘していた。
イアン・ライト
「ブライトンは素晴らしかったね。彼らは示した。インテンシティがないまま、クローズダウンしようとしたら間違ったことになり、痛い目に遭うことをね。
(リヴァプールは)2~3本のパスで侵入された。
リヴァプールの最終ラインを見てみろ。どれほどハイラインなのか、そして、いとも簡単に突破される。なぜなら、必要なインテンシティがないからだ。
もっとタイトにできないものか。
三笘を見てみろ。彼はまた(相手の)右サイドのスペースに入り込んだが、リヴァプールの中盤3人は誰も近くにいない。
タイトにできていないし、下がってくることもできていない。今のリヴァプールが何をやっているのか分からない」
マイカ・リチャーズ
「リヴァプールと戦うのは楽勝すぎるね。
今日のブライトンは素晴らしかったが、中盤3枚はボールにプレッシングに行こうとするが、パス1本で侵入される。
マーチのフィニッシュは素晴らしかったが、あまりに簡単すぎる。
トレントの守備を話題にするけれど、彼にはヘルプがない。
スペースを見てくれ。2vs1の局面になっている。(右ウィングの)サラーは彼を助ける必要がある。
(ダニー・ウェルベックに決められた3点目も)最悪だ。スローイン、フリック、フィニッシュ。
ウェルベックのフィッシュは素晴らしいが、(リヴァプールの守りは)馬鹿げている」
三笘とアーノルドを1vs1にさせるなど、リヴァプールは守備に問題を抱えているとの指摘だ。
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今季のリヴァプールは失点が多く、最近3試合で8失点している。