熱戦が続いたワールドカップが終わり、欧州ではリーグやカップ戦の戦いが再開される。

ここでは、『fourfourtwo』による「リヴァプールが獲得しうる5人のW杯選手」を見てみよう。

スフィアヌ・アムラバト

モロッコ代表、フィオレンティーナ所属、26歳MF

フランスとの準決勝には敗れたモロッコだが、今大会で躍進を見せた。そのなかで、オールラウンドなMFであるアムラバトは、今大会の優秀選手のひとりとして賞賛されている。

モロッコはクロアチア、ベルギー、スペイン、ポルトガル相手にクリーンシートを成し遂げたが、彼は圧倒的なパフォーマンスを連発。

相手のプレーを分断するタフなタックラーでありながら、攻撃時にはチームを押し上げることもできる。準決勝ではキリアン・エムバペに対して驚異的なリカバリータックルを見せつけた。

リヴァプールにはファビーニョの控えになるスペシャリストが不在なため、アムラバトが埋めるにはうってつけの穴がある。また、契約は2024年までとなっているので、移籍金を値下げすることもできるだろう。

スローで守備的なセリエAからリヴァプールの前がかりなシステムへの移行には不安があるかもしれないが、彼にはそれに適応できる明らかな兆候がある。