昨年末のワールドカップで36年ぶりの優勝を果たしたアルゼンチン代表。
アンヘル・ディマリアもフランスとの決勝戦で活躍し、優勝に貢献している。
左サイドで先発に抜擢されると、前半36分には2点目となるゴールを決めた。
アレクシス・マカリステルからのパスを冷静に蹴り込んだ。
一見すると簡単な場面に思えるが、佐藤寿人や松井大輔ら元日本代表選手たちは、ディマリアがシュートの瞬間にボールを叩きつけて浮かせたのではないかと話していた。
そうしたなか、ディマリアは『Ole』のインタビューでこのゴールをこう説明した。
「GKコーチのマルティン・トカッリと話していたんだ。
(相手GKウーゴ・ロリスは)いつも非常に速く飛び出していくると言われた。
ボールが来た時に浮かせて越そうと思った。(ボールを)上から叩いたんだ。
誰も信じてくれないけど、そうしたんだ。
ボールを突かなかった、そうしていたら、相手選手がカットしに来ていただろうからね。
あのゴールは練習でさえうまくいかないよ」
素早く飛び出してくるロリスにボールを当てないためにあえて浮かせていたようだ。
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そんなディマリアは、決勝戦ではクソ(使えない)だという批判に一番傷ついたそうでリベンジの気持ちもあったとか。
ただ、フランス戦のスタメン起用は試合の2時間前に知ったそうで、しかも、(得意な右ではなく)左サイドでプレーするとは思ってもいなかったそう。