昨年5月、ミランに久しぶりのスクデットをもたらしたあとに手術を受け、長く離脱していたズラタン・イブラヒモヴィッチ。
今季はまだ1試合にも出場できずにいるものの、先日ついにチーム練習に復帰。そろそろ本格的に試合への準備を進める状況となっている。
41歳になった彼が今回『Sport Mediaset』のインタビューに応え、復帰を危ぶむ声も多かったこの離脱期間のことについて以下のように話していたそう。
ズラタン・イブラヒモヴィッチ
「オレは今も神だ。まだナンバーワンだ。
今オレは戻ってきて、雰囲気も変わった。まだ強大な野心を持っているし、多くのことができる。この7~8ヶ月は多くのものを失ったがね。時間を失った。
チームの危機?何も心配していない。シーズンには起こりうることだ。今はそれについてほとんど話すこともなく、ピッチ上で価値を証明しなければならない。
(これまでいろいろな批判を受けてきたが?)
批判を受けないのは、トップレベルにいない者だけだ。だから当たり前のこと。
オレはナンバーワンの男だから、批判される。彼らはオレを25年間批判してきた。だから慣れているのさ。火にガソリンを撒くようなものだ。より大きく燃え盛る。
まだ神のように感じるかどうか?もちろんさ。何も変わっちゃいない。
元気だよ!全く元気だ。チームに戻ることができて、ピッチの内外で自由を感じている。それは元気である証だ。
この間、オレは外からコーチ、スタッフ、クラブを助けるためにあらゆることをやってきた。トップに戻らなければならなかったので我慢強く過ごしたよ。回復は順調に進んでいる。
41歳でもクオリティは消えない。体は変わる、準備は変わるが、質は消えない。オレの場合はね。
神を信じない者に言葉は無意味だ。ピッチの中で示すのみさ」
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ズラタン・イブラヒモヴィッチは今週末のトリノ戦でメンバー入りする可能性もあるというが、本格的な復帰まではあとしばらくかかりそうだ。