昨年末にFIFAワールドカップを開催したカタール。

彼らはPSGを実質的に保有しているが、マンチェスター・ユナイテッドの買収にも動いている。

『Guardian』などによれば、カタール・イスラミック銀行(QIB)のシェイク・ジャシム・ビン・ハマド・アール・サーニ会長が入札を認めたという。同会長の92財団を通じて、このような声明が出された。

「シェイク・ジャシム・ビン・ハマド・アール・サーニは、本日、マンチェスター・ユナイテッドの100%株式を取得するための入札を行ったことを明らかにした。

この入札は、ピッチ内外でクラブをかつての栄光に戻すことを計画するものであり、何よりもファンをマンチェスター・ユナイテッドの中心にもう一度据えることを目指すものである。

入札額は最低でも40億ポンド(6460億円)。

同会長はクラブに借金を負わせないこと、クラブのインフラを再開発することを約束している。

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同会長はカタールの元首相の息子。同紙によれば、1992年からユナイテッドのファンになったそうで、それが92財団(Nine Two Foundation)の由来にもなっているとか。また、デイヴィッド・ベッカムやライアン・ギグスなどユナイテッドで一時代を築いた「92年組」にもちなんでいるそう。

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