16日からアメリカで行われている2023年度のシービリーブズカップ。
なでしこジャパンは16日に行われた第1節でブラジル代表と対戦し、0-1と敗北。得点力に問題があると評された試合を終え、19日には第2節のアメリカ戦に臨んだ。
フォーメーションはブラジル戦と同じく3-4-3であったが、スタメンは2名がチェンジ。ゴールキーパーには山下杏也加を、そして3トップの左に岩渕真奈が起用された。
裏のスペースをシンプルに狙う、あるいはワントップのアレックス・モーガンのポストからサイドで仕掛けるというプレーを狙ってきたアメリカ。なでしこは序盤うまく対応してチャンスも作ったが、ゴールには至らず。
そして前半終了間際、アレックス・モーガンのポストプレーからのスルーパスで失点してしまう。
スペースに出た段階では三宅史織が対応できそうなタイミングだったが、スワンソンが爆発的なスピードで突進。三宅よりも先にボールを触り、そのままシュートを決めた。これでスコアは0-1に。
Six goals in four matches for @MalPugh!!! pic.twitter.com/8TGjBL9rjq
— U.S. Women's National Soccer Team (@USWNT) February 19, 2023
スワンソンは16日に行われた試合でも2ゴールを決めており、これでシービリーブズカップ2試合で3得点。好調なパフォーマンスを見せつけた。
後半のなでしこジャパンは、60分すぎから遠藤純、浜野まいか、宮澤ひなた、宝田沙織と投入し、攻撃のペースを高めていく。
そして終盤には立て続けに大きなチャンスを迎える。しかし長谷川唯の決定的なボレーはGKマーフィーにセーブされ、浜野まいかのペナ右からのシュートは枠を捉えず。アディショナルタイムには遠藤純が完璧な飛び出しを見せるも、またもGKマーフィーの正面に。
.@CaseyMurph keeping 'em blanked 🧤 pic.twitter.com/rg9pEpYrsE
— U.S. Women's National Soccer Team (@USWNT) February 19, 2023
アメリカよりも多くのシュートチャンスを作ったものの、ブラジル戦に続いてネットを揺らすことができなかった。
試合は0-1のまま終了し、なでしこジャパンは第1節に続いてノーゴールでの連敗。4ヶ月後に控える女子ワールドカップに向け、チャンスをしっかり得点につなげる力が明確な課題となりそうだ。
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なお、シービリーブズカップの次の試合は22日に行われる。なでしこジャパンは日本時間の23日午前6時からカナダと対戦する予定だ。