日本代表をキャプテンとして牽引してきた吉田麻也が、DAZNのFOOTBALL TIMEで盟友である内田篤人と語り合った。

昨年のワールドカップでは敗退後のミーティングで、出来る限りメディアで露出しようと選手たちに伝えていたそう。

「ベスト8がぎりぎりで零れ落ちてしまったという悔しさがあるし、自分の持っているものを出しきれなかった選手もいるわけじゃん。

そのもどかしさはあるんだけど、オフになって日本に帰ったら、絶対に『すごいよかった、おめでとう!感動した』って言われると。間違いなく言われる。

自分が思っていることと周りからの評価のギャップが必ずある。それを覚悟して欲しいっていうことと、でも、それを踏まえたうえでメディアに出よう(と伝えた)。

W杯が終わって12月から年明け、今日までいっぱいメディアに出ることで、日常にサッカーを取り入れてもらえると。

そうしたら、サッカーが好きな子はサッカーを始める。野球かサッカーかで迷っている将来は190cmになる男の子が野球じゃなくてサッカーを選んだら、それだけで俺ら日本が強くなる可能性が大きくなるわけじゃん。

だから、そういう子たちをサッカーに取り込むためには、俺らがピエロになんなきゃいけない場面もある。

みんながみんなやらなきゃいけないわけじゃない。実際、三笘薫もやってないし、冨安健洋もやってないし、鎌田大地もやってないし、別にそれはそれでいいんだけど、やれる人はやって欲しいと。

そうすることによって、その子たちを取り入れられるし、W杯を見て盛り上がった人たちがJリーグに来てくれるかもしれないし、それはJリーグを盛り上げることにつながるし、そうなると日本のサッカーが盛り上がるし。だから、そこを我慢して欲しいっていう話はした。

みんながみんな、三笘や鎌田みたいなタイプでもよくないし、槙野智章みたいなタイプでもよくない。色んなタイプがいて、色んなジャンルで、サッカーの人達がいるってことが大事だと思う」

メディアに出ない選手もいたが、サッカー熱を盛り上げるためにも自分たちがあえてピエロになる必要もあると考えているようだ。

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吉田はこれまでにもMLBで活躍する身長193cmの大谷翔平がサッカーを選んでくれたいたら…という思いを口にしている。

「大谷選手は素晴らしい選手なんだろうなと、本当だったらサッカーをしていてほしかったなと思います。大谷選手とか、違うスポーツですごく活躍されている選手たちがみんなサッカー選手だったらなぁと僕はいつも思うんですけどね」と話したこともあるほど。

今後は野球とサッカーだけでなく、バスケットボールという選択肢も生まれそうだが…。

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