5万人以上が亡くなる甚大な被害が出ているトルコ・シリア大地震。

トルコでは震源地から離れた地域でサッカーリーグが再開されている。

そうしたなか、ベシクタシュ対アンタルヤスポル戦では、ピッチ上に大量のぬいぐるみが投下されて試合が中断するシーンがあった。

これは「このおもちゃは君たちのともだち」と題された、被災地の子供たちにぬいぐるみなどを送るためのキャンペーン。

地震発生時刻の午前4時17分にあわせ、前半4分17秒にベシクタシュのサポーターたちが一斉にぬいぐるみを投げ込んだ。

選手たちはその光景に感情を堪えきれず…ベシクタシュFWジェンク・トズンは思わず涙していた。

そのトズンが終了間際のPKを失敗したこともあり、試合はスコアレスドローで終了。

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試合後、彼はこのようなメッセージを綴っていた。

「もちろん、僕らは今日勝ちたかった。ただ、今日はサッカー以上のものだった。

子供たちを笑顔にすることは何よりも価値がある。地震で被災された人達を助けてくれる我がファンたちと全ての人達に感謝する。

僕らはここから復興するし、日はまた昇るはず。我が美しき国よ」

なお、アンタルヤスポルの中島翔哉はベンチ入りしなかった。

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