かつてローマやインテルでプレーした元ベルギー代表ラジャ・ナインゴラン。
彼は飲酒や喫煙などプロフェッショナルらしからぬ行いで物議を醸してきた人物でもある。
そうしたなか、ローマなどでスポーツディレクターとして活躍したヴァルテル・サバティーニ氏が、彼について語った。『La Gazzetta dello Sport』でこう述べていたそう。
「自分がローマに連れてきた選手たちには愛情を注いでいる。
だが、一番ムカついたのはナインゴランだ。彼を息子のように可愛がったが、怠惰なのさ。
目の前に7、8個のグラスを置くと、全部飲んでしまう。彼にとっては人生はゲームだが、いい感情を持っているよ。
彼はエキセントリックなので、仲間たちはもっと彼を助けるべきだ。
彼はいつだって欲しいものは何でも手に入れるが、ピッチ上ではトップレベルの選手。ローマでは、他の選手がやったことがないようなことをやっているのを見たよ」
相当な酒飲みだったようで生活態度は玉に瑕だというが、選手としては高く評価している模様。愛憎入り乱れる感情があるようだ。
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34歳になったナインゴランはアントワープでチームから追放された後にスパルに移籍してセリエAに戻ってきた。