世界各地でワールドカップ後始めたの代表戦が行われる。
オランダ代表はW杯後にルイス・ファンハール監督が退任し、ロナルト・クーマンが指揮官に復帰したが、その代表選考が一部で物議を醸しているようだ。
フラムDFケニー・テテは事前候補には名を連ねていたが、実際の招集メンバーには選ばれず。彼は『Ziggo Sport』で不満をぶちまけた。
「間違いなく失望している。自分は2年ほど代表から外れているので、今度こそはと秘かに期待する。
ぞんざいに言えば、ちょっと弄ばれた感じだ。
残念だね。でも、前に進まなければいけない。自分にはどうにもできない。自分の実力は分かっているが、十分ではなかったようだ。
でも、それなら自分のことは事前候補にも入れなくていいかもしれない」
27歳のテテは2021年以降代表に呼ばれていない。事前候補に入れて期待させるくらいなら、外してくれたほうがいいと不満げだったようだ。
一方、その不満を伝えられたクーマン監督はこう述べている。
「彼が批判すべきでない人間がいるとすれば、それは私だ。
彼はこれまでは常に私の構想に入っていた。ただ、最終的に選考は誰かに委ねられる。
より広く予備選考をしたのは、疑問符が多くあったからだ。
ただ、私は復讐心が強い人間ではないし、誰もが自分の考えを言える。
代表ウィーク終わりに彼に電話するかもしれない。どういう考えかを聞くために。これは好き嫌いだからね」
また、ファンハール監督のもとでW杯メンバー入りしたジェレミー・フリンポングも今回は落選。クーマン監督は彼についてはこう説明している。
「主にシステムに関係したものだ。彼のプレーは私のシステムにフィットしない。
彼は右サイドバックというよりも右ウィングとしてプレーしている。彼の守備能力には疑問がある」
22歳のフリンポングはレヴァークーゼンで主力となっており、右サイドバックや右ウィングバックでプレーしている。
ただ、クーマン監督は右サイドバックに守備力を求めており、ウィングようなタイプはフィットしないと見ているようだ。