スコットランド1部リーグ第30節、セルティックは敵地でのロスカウンティ戦に0-2で勝利した。
負傷離脱している旗手怜央の代役として起用された岩田智輝は移籍後初の先発フル出場。
BBCでは岩田をマンオブザマッチに選出し、「セルティック初先発となったMF岩田は、まるでレギュラーかのように自信たっぷりにパスを配球。彼はもっと強い相手と戦うことになるだろうが、セルティックの監督がすでに才能あふれる中盤にまた別の質の高いオプションを持っていることを示した」と讃えていた。
試合後、アンジェ・ポステコグルー監督はこう述べている。
「彼は素晴らしかった。ピッチやボール扱いで、最も確かに見えたのは彼だった。
技術的にとてもクリーンだ。彼がこの3カ月で初めて90分プレーしたことを考えれば、チームとしては本当に助かった。
彼は力強くフィニッシュしたよ。彼がそのクオリティを発揮してくれたのは本当に嬉しかった。
昨年に我々は気付いた。彼ら(前田大然と旗手)を加入後早い時期から起用したが、最初は好調でもシーズン終盤には疲労が蓄積すると。
彼らは日本のJリーグをフルに闘った後なので、この時期に違う感覚になる。
だから、うまくいったとしたら、(冬に獲得した?)3人を徐々に慣らしていき、その過程でチャンスを与えていきたいというのが私の考えだった。
彼らには シーズン終盤に力を発揮してくれることを期待している。 (今夏の)プレシーズンの後に彼らのベストを見ることになると思うが、今日の岩田は本当に強く見えた」
1月に加入した岩田はここまで途中投入で7試合に出場したのみだった。
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指揮官は、旗手と前田が疲弊した前例から、Jリーグを戦い終えた岩田をいきなり起用することは避けていたようだ。