横浜FCからポルトガル2部のオリヴェイレンセにレンタル中のカズこと三浦知良。
チームを率いる44歳のファビオ・ペレイラ監督は、カズより年下だが、監督としてのキャリアは150試合に到達している。
56歳になったカズはまだオリヴェイレンセで公式戦出場がないが、プロとしての姿勢は指揮官から評価されているようだ。『O Jogo』によれば、ペレイラ監督はこう話していたそう。
「興味深いよ。我々が慣れている投資家たちとは経営方針が異なる。
それに備えなければいけないが、マネージメントは全く難しくなかった。ソリッドで非常によく守られたプロジェクトがあるからね。
三浦のメディアティズムは、それ以外の何物でもなかった。
彼はロッカールームに普通に溶け込んだし、素晴らしいものになっている。その謙虚さと求心力、誰もが一緒に学びたいと思うからね。
35歳のドゥアルテ・ドゥアルテ(オリヴェイレンセの10番)でさえ、56歳までやりたいと認めているよ。
三浦は我々を日本文化に近づけてくれたし、期待をマネージメントするのを助けてくれた」
カズはポルトガルでも年下選手たちの良きお手本になっているようだ。
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なお、ペレイラ監督が2021年から指揮するオリヴェイレンセは、昨年11月に横浜FCの筆頭株主でもあるONODERA GROUPが株式の過半数を取得して新たなオーナーになっている。