フランス・リーグアンのモナコでプレーしているフランス代表FWウィサム・ベン・イェデルが、脱税で有罪判決を受けたとのこと。
かつてラ・リーガのセビージャに所属していたことがあるベン・イェデル。スペインで受け取っていた給与や肖像権収入を正しく申告していなかったとして告発されていた。
Adidasとのスポンサー契約によって得られた収入についても、ベン・イェデルの会社が受け取ったものが正しく申告されておらず隠されていたとのこと。
2019年にはスペインの税務当局からの要請を受けて23万ユーロ(およそ3300万円)の未払税金と罰金を支払っているが、裁判ではその遅延について争われていた。
そして今回すべての当事者が合意に達し、ベン・イェデルには6ヶ月の懲役刑と13万3798ユーロの罰金、2年間の執行猶予が言い渡されたとのこと。
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有罪判決は受けたものの、スペインでは初犯の場合2年以内の懲役刑では原則的に執行猶予が付随するため、いまのところ実際に刑務所に入れられることはない。