リーグアン第11節、モナコ対クレルモン戦に南野拓実が先発出場した。
だが、前半17分にモナコMFモハメド・キャマラが一発退場。すると、フィリップ・クレマン監督は南野とウィサム・ベンイェデルの2人を前半20分の段階でベンチに下げた。
『maxifoot』では、この日の南野は採点なしとしつつ、こう評していた。
「この日本人攻撃的MFは先発に復帰したが、輝くチャンスは一切なかった。
キャマラの退場で犠牲になった彼は前半20分でクレパン・ディアッタと交代に。
ディアッタは精力的に尽力したが、攻撃面で十分な貢献はできなかった」
早々と交代になったベンイェデルはベンチを蹴るような仕草も…。そんな試合は1-1の引き分けで終了。
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クレマン監督は試合後に交代についてこう説明していた。
「10人対11人で70分間プレーして勝点を獲れるチームはそうそうない。
2~3人のディフェンダーに単独でプレーできるストライカー(交代させられなかったブレール・エンボロ)を置いた4-4-1フォーメーションに再編成した。
(南野がいた)右にはデュエルでのパワーと素早いトランジションがあるディアッタを入れた。
この交代は戦術的なものだ。ウィサムは怒っていたのではなく、あのレッドカードに失望していた。
彼は交代になった理由を理解している。ベンチでポジティブだったし、キャプテンとして振る舞った。あのレッドは不運だった。
(最近6試合で)獲得可能な勝点18のうち16を獲った。選手たちを誇りに思う」
4-4-1を機能させるために南野とベンニェデルを交代させたとのこと。