ワールドカップ選考前に行われる最後の試合を終えた日本代表。
アメリカ、エクアドルと対戦した欧州遠征では、当落線上の選手たちの明暗が分かれることになった。
ここでは、本大会のメンバー入りに黄色信号が灯った選手をピックアップしてみる。
南野拓実
予選突破の功労者であり日本代表の“誉れ高き”10番は今、危機に瀕している。
もともと代表での左サイド起用に疑問の声は強かった。また出番を得られなかったリヴァプールから今夏モナコへ移籍したものの苦戦が続いている。
そうしたなか先月末のエクアドル戦ではトップ下で起用されたが全く良いところなし。キープさえままならない彼の姿はファンを落胆させた。
左サイドには三笘薫、久保建英らがおり、トップ下には鎌田大地が急上昇。これまで起用されていないCFを想定するなら最低でも古橋亨梧のインパクトを上回らなければならない。
使えるポジションがない…これが南野の現状だろうか。残り1か月、モナコでの苦戦を乗り越えられなければ万が一の事態も考えられる。