明治安田生命J1リーグで首位を快走するヴィッセル神戸のセンターバック、山川哲史に注目が集まっている。

大卒4年目の25歳は今季、開幕からリーグ全試合にフル出場。しかも本職であるセンターバックのレギュラーとなり、持ち味である対人の強さに加えサイドバックで培ったビルドアップ能力を発揮してチームの快進撃に大きく貢献している。

そんな山川は筑波大学時代、現日本代表の三笘薫と同級生。しかも二人は、1年の時からずっと練習後に1対1をやり続けていた仲でもある。間違いなくこれまで一番多く「三笘と1対1で対峙したプレーヤー」だろう。

そこでQolyは今季の開幕直前、注目選手として山川に単独インタビューを実施！

インタビュー第2弾では、筑波大学で練習後に三笘薫と1対1をするようになった理由やお互いの成長、プロでの"苦い”初対決、今の三笘を見て感じていることなどをたっぷり聞いた。

今回は動画配信を前にインタビューの一部を先行で紹介する。

（取材日：2023年2月16日）

――（前略）筑波大学での話に戻りますが、三笘薫選手との出会いは山川選手にとっても非常に大きかったのではと推察します、大学時代に三笘選手とずっと1対1をやられていたとのことで、おそらく三笘選手と一番多く1対1をした選手だと思います。まず彼と1対1をやるようになったきっかけを教えてください。

僕は高校生の時から自分の中で1対1が苦手だったので、大学でそこを強化したいというのがありました。

薫もドリブルを磨いていきたいというところでそれがマッチし、大学に入ってからすぐ「1対1をやろう」みたいな感じで始まって、しかもお互いに楽しかったので長く続いたんだと思います。