バイエルン・ミュンヘンは、22日に行われたブンデスリーガ第29節マインツ戦に3-1の逆転負けを喫した。
前半に先制するも後半に3失点する痛恨敗戦でついに首位をドルトムントに明け渡した。
トーマス・トゥヘル監督は就任7試合目で早くも3敗目。フライブルク、マンチェスター・シティに続く敗戦となった(7試合で2勝2分3敗)。
これで解任されたユリアン・ナーゲルスマン前監督の今季負け試合数に早くも並んだ(負けた相手はアウクスブルク、ボルシアMG、レヴァークーゼン)。
そのトゥヘル監督は「疲れ切っていたように見えた。今季80試合プレーしたチームのようだった。完璧なサッカーはできない。試合も勝点も逃げていき、砂のように手をすり抜けて行った」とコメント。
一方、オリヴァー・カーンCEOは「ピッチ上の11人はクラブの目標のために必死に働かなくてはならない。チームがピッチで見せたものはタイトルを勝ちとるのに十分なものではない」と苦言を呈していた。
なお、ドルトムントが29節以降で首位に立つのは、香川真司らを擁して優勝を果たした2011-12シーズン以来のこと。