7日にチェコの首都プラハにあるエデン・アレーナで行われたUEFAカンファレンスリーグ決勝。フィオレンティーナとウェストハム・ユナイテッドが対戦した試合は1-2という結果で終了した。

ウェストハムがサイード・ベンラハマのPKで先制したが、その後フィオレンティーナが追いついてタイスコアに。

1-1のまま突入した後半アディショナルタイムでウェストハムが追加点を奪い、土壇場で勝ち越しに成功している。

ただ、この試合の前半ではプレーを中断しなければならない事件も発生した。

フィオレンティーナのDFクリスティアーノ・ビラーギがコーナーキックを蹴ろうとしたところ、ウェストハムのファンが座っているエリアから様々な物体がピッチに投げ込まれた。

『Metro』によれば、その中でビラーギの後頭部にプラスチック製のコップと電子タバコが直撃し、激しく流血してしまったのだそう。

これを受けて主審は一時試合を中断し、会場では物を投げるのをやめるようアナウンスも。ウェストハムのDFナイフ・アゲールはサポーターの元へ行き、邪魔をしないでほしいと懇願する場面もあった。

ウェストハムのファンは準決勝のAZアルクマール戦で相手サポーターからの襲撃を受けるという事件に遭遇していたが、今回は逆に相手チームを傷つける行為に及んだ格好だ。

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もちろんこれを受けてウェストハムは声明を発表しており、物を投げ込んでいたサポーターを発見するために警察と協力を行うことを宣言している。

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