16日に行われた韓国代表対ペルー代表の試合は、0-1というスコアで終了した。

試合は前半早い時間に動きを見せる。なかなか動きにキレが出ない韓国を相手に、ペルーがパス回しで11分に見事な崩しを見せた。

右サイドからテンポよくボールが繋がり、39歳の名FWパオロ・ゲレーロが中央から左にラストパス。完全にフリーでボールを受けたブライアン・レイナが余裕を持って左足を振り抜き、ゴールに叩き込んだ。

このあとも韓国は「鈍い」プレーが続き、守備でも攻撃でも足の重さを感じさせるパフォーマンスが続く。チャンスはいくつかあったものの、それを決められず。

逆にペルーも追加点のチャンスを何度か迎えるなど、ホームとアウェイが逆転したような展開の前半となってしまう。

後半になって韓国はなんとかファンの前で追いつこうと攻勢を強めるも、そこに立ちはだかったのはペルーの守護神ペドロ・ガレセ。

いくつかの決定的な場面をガレセが防ぎ、韓国に同点ゴールを許さず。それに応えるようにペルーはディフェンスとボール回しで試合をコントロールした。

そして試合はこのまま終了。20日に日本代表との試合を控えているペルーが、今ひとつ調子の上がらない韓国に敵地で勝利を収めることに成功した。

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韓国代表はこれがユルゲン・クリンスマン監督就任後3試合目となるが、これまでコロンビア、ウルグアイ、ペルーを相手に1分け2敗と苦戦。20日のエルサルバドル戦では新体制での初勝利が求められる。

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